Episod-20「久しぶりの資格試験編」
あきらめたらそこで試合終了
社会人になり、仕事に没頭。
結婚、子供の誕生。
気づけば、勉強する余裕がなくなり、数年が過ぎていた。
事務職ということもあり、
「お金に関係するから」という理由で簿記の勉強をして3級は合格。
次は2級。
・・・のはずだった。
仕事は年数を重ねるほど忙しくなり、
平日は残業、休日は子供と全力で遊ぶ。
そのうち、勉強する時間は減り、
「勉強したい」という気持ちすら薄れていく。
それから10年。
今年こそは資格を取ろうと思っては、
テキストや参考書を購入。
そして何もしないまま1年が終わる。
これをひたすら繰り返すこと10年。
ちなみに購入したテキストや参考書は、今では埃まみれ。

残るのは、自己嫌悪。
そして次こそはという、甘い決意。
自分の身体もそうだけど、勉強も同じ、
「あきらめたらそこで試合終了」になってしまう。
ただ今振り返ると、
完全にあきらめたわけではなかった気がする。
もう一度やりたいという気持ちだけは、
ぎりぎり残っており、
試合終了にはなっていない状態が続いていたのかもしれない。
ということで、再び勉強をするために脳の再始動を決意。
1年で1資格という目標設定
まずは何を勉強するかを考える。
ただ資格をとるという漫然とした考えはNG。
そこで自分ルールを課す。
- 事務所に活きる資格
- 筋トレや食生活に活きる資格
- 1年に1資格
- 仕事系と筋トレ系を1年ごとに交互に勉強する
大枠は、この4つ。
まずは「事務職に活きる資格」を考える。
法務や労務、システムやセキュリティ。
日々関わっている業務を考え、色々と調べた結果・・・
「ITパスポート」に決定。
この資格、経済産業省認定の国家資格。
ITの基本的な知識が問われるため、社会人だけでなく学生も多く受験している。
娘からは、「同級生が合格しているよ」と一言。
オッサン、ただただ感心するのみ。
とりあえずテキストを購入。
そして過去問アプリをiPhoneへ。
とにかくテキストをまずは最後まで読む。
これが大事。
ざっと読めばよい。
意気込んで覚える必要なし。
そして、電車やバスの中、ちょっとした待ち時間にはアプリで過去問。
このアプリで過去問、何気に知識として定着していく。
すき間時間にサクッとできるのが良い。
テキストを読み、アプリで過去問を解き、
途中モチベーションが低くなることもあったが、試験を申し込むことに。
試験までのこり1か月
ITパスポートの試験は、CBT試験という試験会場で
パソコンを使って受験する方式。
実は私はこのCBT試験が初めて。
ただ、今は本当に良い時代。
パソコンがあれば過去の試験を実際のCBT試験と同じ環境で受けることができる。
「ITパスポート試験対策テキスト&過去問題集」に過去問題プログラムついていたので試してみる。
試験条件の設定も細かくでき、かなり便利。
とはいえ、平日はなかなか時間が取れず、
実施できたのは土日のみ。
- 本番と同条件で問題を解く
- 間違えた問題の解説を確認
- 間違えた問題のみ再度解き直す
これを、過去4年分。
アプリのおかげか、ITパスポートの合格基準となる評価点と分野別評価点は超えていたが、
これはあくまで過去問。
あらかじめ答えがわかっている問題を解いただけ。
今年度の問題ではない。
ちょっと不安ではあったけど、いよいよ試験当日を迎える。
久しぶりの試験

試験会場である某ビルに到着。
少し緊張。
ビルに入ると、ITパスポート試験会場という貼り紙。
テキストで勉強している人が数名。
私は開き直るタイプなので、テキスト等は一切見ず瞑想。
ダース・モール戦のクワイ=ガン・ジン。
そして試験開始。
過去問題プログラムと同じ感覚で、
4択問題をひたすら回答。
途中、答えがわかる・・・合格できる。
わからない、合格は厳しい。
という相反する気持ちを抱えながら、
・・・気づけば100問終了。
まだ時間はあるので、ギリギリまで確認。
終わった方は途中退出もありだけど、受験者はほぼ終了までいた。
試験が終了すると、すぐに採点が始まり結果がでる。
緊張の瞬間。
・
・
・
総合評価点、分野別評価点、すべて合格基準クリア!
安堵感。
喜び。
そして、達成感。
帰り道、
「合格した前提」で次の資格を探しだすオッサン。
あきらめたらそこで試合終了。
まだ試合は、つづく。

